楽天は２月６日、自社仮想モール「楽天市場」の出店店舗向けに展開しているソーシャルコマースサービス「楽天Ｓ４（エスフォー）」の対象範囲を拡大する。現在、対象となっているフェイスブックの「Ｆａｃｅｂｏｏｋページ」に加え、ミクシィの企業ページ「ｍｉｘｉページ」を追加。サービスを充実させ、利用拡大につなげる。
「楽天Ｓ４」は昨年10月に開始したサービスで、「楽天市場」出店店舗のソーシャルメディア上での企業ページの制作代行などを行うもの。店舗が「楽天市場」の自社ページで商品の登録を行うと、自動的にＳＮＳ上の企業ページにも商品情報が反映されるのが特徴だ。12月末時点で約１万店が利用しているという。
これまではフェイスブックの「Ｆａｃｅｂｏｏｋページ」のみの展開だったが、今後はミクシィと協業することで「ｍｉｘｉページ」の開設・運営支援もサービスの対象となる。なお、追加費用などは発生しないとしている。