カウネットは２月13日から、スマートフォンのカメラ機能で商品のバーコードを読み取るとそのまま当該商品を注文、購入できるスマホ向け専用アプリ「カウッピ！」の配信を開始した。顧客事業所の備品発注担当者などがカタログや通販サイトで商品を探す手間を省き、受注増につなげる狙い。
「カウッピ！」はｉＰｈｏｎｅとＡｎｄｏｒｉｄ端末に対応するスマホアプリで２月13日から、それぞれ「ＡＰＰストア」と「アンドロイドマーケット」で無料配信を始めた。利用者は同アプリを起動後、欲しい商品のバーコードをカメラ機能で読み取る（画像）と検索結果として当該商品を表示され、そのままカウネットの通販サイトの当該商品ページに遷移し注文できる仕組み。
検索対象はカウネットが販売している文具や家具、什器、雑貨、食品など。同社で取り扱っていない商品の場合、検索結果画面には「取り扱いがありません」と表示されるという。なお、手元に商品がなくとも利用できるよう商品検索はバーコードだけでなく、商品名やメーカー品番、ＪＡＮコードなどによるキーワード検索にも対応した。
同社が顧客企業の備品発注担当者にアンケートを実施したところ、社内で必要な商品の現物を渡されて注文を依頼されるケースが多かったことから、担当者の商品検索の手間を削減すべく今回のアプリを開発したという。
なお、カウネットはスマホ向けのアプリの開発を強化しており、昨年１月にはオフィス家具の配置シミュレーションができる「オフィス家具レイアウトシミュレータｂｙカウネット」。同じく昨年４月には同社が販売する推奨商品や特売の情報を顧客に伝達する「カウネットお得ニュース！」（※パソコン版も配信）の配信を実施しており、スマホ向けアプリは今回で３つ目となる。