【EC動向】ネットプライス、商品開発の新会社設立

ネットプライスは2月2日、新商品の企画・開発やタレントとのコラボレーション商品のプロデュースなどを専門に行う子会社を設立した。ネットプライスではこれまでタレントのほしのあきさんや新山千春さんらを起用し、美容や生活雑貨、入浴剤などのコラボ商品を生み出してきた実績があり、この取り組みをさらに拡大。新会社ではタレントに加え、スポーツ選手や専門家、キャラクターなどとの商品企画を行い、商品ジャンルの拡充を図っていく。

新会社は「モノセンス」。資本金は3000万円で、ネットプライスの100%出資による完全子会社。代表取締役社長には、ネットプライスでライツプロデュース事業の責任者を務める仙頭健一氏が就いた。

製造メーカーとタレントのマッチングを行い、開発した商品のライセンス管理を行うほか、商品企画やパッケージデザイン、販売方法などをコンサルティングする。

開発した商品は雑誌やテレビなどの媒体を活用してプロモーションを展開し、通販サイト「ネットプライス」などによるネット販売に加え、テレビ通販や実店舗を開拓して販路の拡大を支援していく。

3月をメドに新サイト「モノセンス」を立ち上げる。通販サイトではなく、メーカーとタレントのマッチングや卸販売のサポート、プロモーション用にメディアとのマッチングなどの機能を設ける方針。初年度は商品流通総額で30億円を目指す。

ネットプライスによると、開発した商品のプロモーションや販路・流通の拡大に対するニーズがメーカーからあったという。そのため、より多くのヒット商品を送り出す目的から、ネットプライス内で商品開発などを手がけるライツプロデュース事業部を分割して、専門の子会社を設立した。

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