【仕掛け人に聞く】管野敦夫氏[バリュース㈱ 代表取締役]

管野敦夫(かんの・あつお)氏 1982年9月13日生まれ 2008年バリュース㈱ を創業。 コマース市場に特化したシステム・サービスを提 供している。TEL:03-6721-7226 HP: http://price-search.me
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「価格調査・更新を自動化」で売上アップ

競合サイトの商品価格を自動で調査・更新するASPサービス「プライスサーチ」を開始した。価格に敏感な消費者が増える中で、競合の価格調査は必須となっているが、手間を取られる作業であることが通販事業者の悩みとなっている。同サービスは価格調査と価格更新を自動化することで、こうした作業の時間やコストを削減。消費者が最も重要視する要素である「価格」の鮮度を保つサービスを広げることで、EC事業者を支援する。

80%が「価格を最重要視」

通販サイトで同一商品を購入する際に、消費者がもっとも重視する点とは何でしょうか。ある調査によると、実に80%もの人が「価格」を重視するそうです。つまり、適正価格の設定で顧客獲得が容易にできるということです。

消費者は価格比較サイトなども使い、価格を比較した上で商品を購入しています。それだけ消費者は価格に敏感なのですが、事業者側はどうでしょう。できるだけ鮮度の高い価格情報を元に値決めをすべきなのに、中には消費者よりも価格に関する情報を持っていない、というケースもあるのではないでしょうか。

確かに、日々業務を営む上で、競合サイトの価格を毎日確認し、自社サイトの商品価格に反映させるというのは大変なことです。1つや2つならともかく、数千、数万点ともなればなおさらでしょう。

価格調査や商品価格の更新というのは単純作業だけに、手間はかなりかかります。しかし、消費者が最重要視する購入の「決め手」であるだけに、おろそかにはできない。この作業をシステム化したのが当社のサービス「プライスサーチ」です。

どんなサイトも自動調査、送料も取得

プライスサーチの最大の特徴は「どんなサイトでも自動で商品価格を調査できる」こと、「送料別商品の価格調査ができる」ことです。

楽天市場やヤフー!ショッピングなどの仮想モールはもちろん、すべての通販サイトで「どのショップがいくらで」販売しているか、価格データを一括で確認できます。この「価格調査データ結果」はウェブで閲覧、データ出力が可能となっており、ひと目で確認できます。さらには「ポイントを引いた価格」や「送料を含めた価格」の取得もできるため、「消費者から見た実際の最安値」も分かるわけです(送料の取得はオプション)。

作業はもちろん自動化されています。1日に1回、1時間に1回、数分に1回など、調査頻度をご要望に応じることも可能です。価格の自動更新に関しては、調査した価格データを基に、同一商品について「最安値商品より○円安く、○%安く」などと設定することができます。

他社商品が自社商品より、高い金額しかない場合は金額を上げて自動で価格更新します。例えば、自社では1980円で売っている商品が、他社では2500円で売られている場合、自動的に2480円に引き上げることが可能です。適正価格の販売で利益アップをすることができます。

導入1週間で売上1.5倍の事例も

プライスサーチを導入して1週間で、売り上げが1.5倍になった企業もあります。この企業は、適正価格の設定で顧客獲得に成功したようです。プライスサーチは、「手間とコストの削減」ができ、「売上アップ」にもつながるというメリットがあります。

価格調査は非常に手間のかかる作業ですし、それをすぐ値決めに反映させるのもデータとして使える形にするのも大変です。ところが、プライスサーチを導入すれば、価格調査と更新が自動化されます。手の空いた時間を販促など、別の作業に使うことができればさらに、売り上げアップにつながるのではないでしょうか。

他の価格調査関連のサービスと比較した場合、プライスサーチが優れている点は「どのようなサイトでも調査が可能なこと」、「送料別商品の送料調査可能なこと」、「システム設定が不要なこと」があげられます。

さらに、型番商品以外でも価格調査ができるのも特徴です。家電や化粧品、医薬品、玩具、車関連用品、ペット関連用品、アウトドア用品などなど、さまざまな商材で効果を発揮します。別サービスとはなりますが、レビューや商品説明文などの商品データを取得することも可能です。

導入に関しては、お客様がシステム設定・データ登録などをする必要はありません。アカウント発行後にはすでに価格調査を終えているので、IDとパスワードでログインし、確認するだけです。

マツモトキヨシも導入

導入した企業でも大きな成果が出ています。ある家電量販店では、1万点の商品について、導入前は10人のパート社員が2週間もかけて競合サイトの価格調査を行っていたのですが、プライスサーチ導入後はその時間がわずか30分に削減。調査する商品数も3万点まで増加しました。もちろん、人件費はゼロです。この会社では、空いた時間で売り上げをあげる別の作業に集中しているとのことです。

プライスサーチはこのほど、マツモトキヨシも導入となりました。価格設定に用いるサービスなので、成果はすぐに出ます。

利用価格は、対象サイト上限が1つの「ライトプラン」は初期費用10万円、月額費用は1万9800円。対象サイト上限が3つの「スタンダードプラン」は初期費用15万円、月額費用は3万円。「ゴールドプラン」は初期費用25万円、月額費用5万円で、5サイトまで対応します。それ以上の場合も個別お見積りにて対応しています。アルバイトを1人雇うよりも安い金額で大きな成果が望めるわけです。

プライスサーチを事業者が利用することで、消費者にメリットが生まれるからこそ、満足度が増し、店舗の売り上げに反映されるわけです。当社では、消費者、事業者双方がWin-Winになれるサービスを今後とも開発していきた
いと考えています。

なお、競合店舗の価格と市場価格のデータを無料で提供しています。連絡先は右画像をご覧ください。

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