Sat, October 20, 2018

天真堂 中国で通販本格化、インフルエンサー通じ「C toC」

化粧品や医薬部外品の企画、OEMを行う天真堂が中国で自社化粧品ブランドの販売を本格化する。インフルエンサーのネットワークを構築して「CtoC」を中心に展開する考え。将来的に海外パートナーを通じた「BtoC」、越境ECも検討する。蓄積したノウハウを背景に、国内取引先の海外進出支援にもつなげる。
展開する化粧品ブランド「Sakuraim(サクライム)」は、開発当初から海外展開を見据え商品設計していた。”温感”を特徴にした「オールインワンホットクレンジング」と、”冷感”を特徴にした「オールインワンクール美容液」の2アイテムを展開。価格は、海外展開を見据え、いずれも1800円(税抜)と手ごろに抑えた。
中国では「KOL(KeyOpinionLeader)マーケティング」と呼ばれる手法で展開する。影響力を持つインフルエンサーでブランド認知を高め、”ソーシャルバイヤー”と呼ばれる個人事業主を通じて「CtoC(個人間取引)」につなげる手法。今年3月から仮想モール「タオバオ」を通じてテストを行っており、販売が好調なことから4月25日、モール内で販売を本格化した。今夏をめどに海外向けのブランドサイトも開設。海外で認知を高めていく。
「タオバオ」では、多くのフォロワーを持つ「KOL」が、売り上げ拡大の一因になる。一方、乱売や安売りにつながりやすい側面もあることからいかに戦略的に市場価格をコントロールするかが重要になる。3月から行うテストマーケティングでは、市場価格のコントロールも行えている。将来的に、「CtoC」ノウハウを蓄積し、海外進出を狙う国内企業をサポートしていく。
海外では、日本国内の知名度も影響することから、国内でもブランド認知を高めていく。
「サクライム」は昨年12月に販売を開始。主にドラッグ&バラエティショップを通じて展開していた。現在、5店舗で展開(昨年12月時点)。販売店舗のクレンジング販売ランキングでは、月間の販売数が1位を獲得したこともあり、今後、実績を背景に卸先を拡大していく。
今年4月には、ブランドサイトをリニューアル。通販機能を持たせ、通販を本格化した。国内は、主力2商品で月間5万個の販売を目指す。

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