Sat, December 14, 2019

集英社 送料無料施策で差別化、雑誌定期購読中は何度でも

集英社は、運営するファッション通販サイト「フラッグショップ」で、雑誌の購入を絡めた送料無料施策が好評を得ているようだ。

同社は以前から、ファッションアイテムと一緒に自社の雑誌や書籍を購入すると送料が無料になる取り組みを実施している。運賃値上げの影響から送料無料のファッション通販サイトが減る中、消費者の送料に対する意識は敏感なようで、雑誌と一緒に買うと送料無料になる施策を始めた結果、「フラッグショップ」内の雑誌販売点数が大きく伸びるなど、消費者から支持されていることが分かったため、「フラッグショップ」会員限定で同サービスを継続的に実施している。

今年5月下旬からは、対象の雑誌を定期購読している間はいつでも「フラッグショップ」の送料が無料となる”雑誌定期購読サービス”も始めた。

これは、同社の顧客データベースを充実させる取り組みの一環で、EC利用者の顧客情報だけでなく、雑誌を読むユーザーの中でもとくにコアな定期購読者のデータを「フラッグショップ」内で管理できるようにし、定期購読者に対して「フラッグショップ」からサービスを提供できる体制を整備。定期購読期間中はいつでも送料無料でファッションアイテムを届ける特典によってEC利用を促す。

一方で元々、通販顧客には集英社が発行するファッション誌の読者が多いこともあり、最近は雑誌の購読から離れてしまっているユーザーが再度、定期購読を検討する機会にもなると見ている。

データベースに関しては、女性誌8誌のウェブサイトとキュレーションサイトで構成されるメディアサイト「ハッピープラス(ハピプラ)」の顧客データベースとも年内をメドに統合する計画だ。

フラッグショップ会員は約110万人、ハピプラ会員が約80万人で、重なるユーザーがいるものの、170~180万人規模の顧客データベースを持つこととなり、来年からはメディアサイトと通販サイトで一緒にサービスを展開することもできるという。

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