ＺＯＺＯ（ゾゾ）は５月２９日、ロエベジャパンが展開するブランド「ＬＯＥＷＥ（ロエベ）」から”パウラズ イビザ コレクション”を中心としたポップアップショップを３カ月間限定でオープンした。
「ロエベ」はスペインのラグジュアリーブランドで、同コレクションは７０年代にカルト的人気を博した同国イビザ島の伝説的なブティックとのコラボから誕生した、鮮やかで生命力にあふれるコレクション。オープン時にはレディース、メンズともにアパレルカテゴリー全般の約１５０型を展開する。
今回のポップアップでは、ゾゾが今期のテーマに掲げる「ＭＯＲＥ ＦＡＳＨＩＯＮ×ＦＡＳＨＩＯＮ ＴＥＣＨ」の推進に向け、ゾゾタウンの年間購入者８２０万人の購買データや行動データを活用。独自に構築したＡＩ予測モデルでラグジュアリーアイテムなどを購入する確率の高いユーザーを特定することが可能なため、当該セグメントに向けてプッシュ通知やメルマガ、ゾゾタウン内の表示などを通じた顧客コミュニケーションを連続的に実施できるという。ただ、両社間で個人情報の開示や共有は行わない。
同社によると、特定のブランドとＡＩ予測モデルを共同利用したマーケティングを行うのは初めてで、「ロエベ」との取り組みを皮切りにラグジュアリーブランドとの誘致を強化したい考え。