オイシックス・ラ・大地 「やさいの日」にSNSキャンペ

オイシックス・ラ・大地は、8月31日の「やさいの日」に合わせて行ったSNSキャンペーンが好調だ。SNS「インスタグラム」に加えて「ツイッター」を活用し、個人だけでなく企業の参加を促進。SNSを通じて「やさいの日」を盛り上げることで、食品宅配ブランド「オイシックス」の認知度の向上を目指した。キャンペーンでは、「ユニークな写真の投稿が多く盛り上がった」(同社)とした。

SNSを活用したキャンペーンは「『#やさいドレス』フォトコンテスト2018」(画像)。実施期間は7月2日から8月31日で、野菜をドレスや帽子などに見立てて撮影した写真を募集。優秀な作品を投稿したユーザーに野菜セットなどの商品をプレゼントした。

8月31日が「やさいの日」に制定されていることを受けて企画し、昨年に続く取り組み。専用ハッシュタグを付けて投稿してもらい、SNSで「やさいの日」を盛り上げる狙い。昨年まではインスタグラムが中心だったが、今年からツイッターを加えて、SNSでの拡散強化を目指した。

ツイッターを活用して企業向けに、自社商品を使って企画への参加を呼びかけ、野菜が手元にない場合にはプレゼントした。ローソンやケンタッキーフライドチキン、東急ハンズ、吉野家などのほか、キャラクター「なめこ」も参加した。

投稿数は非公開だが、ユニークな作品が多かった。野菜をドレスに見立てて写真を撮影するテーマが、SNSに対する「ユニークな投稿をしたい」、「映える写真を撮りたい」、「見てほしい」といったニーズに合致。野菜の形や、カラフルな色合いを活かした写真の投稿が目立った。

個人からは、チンゲン菜を使って子どもの寝姿をマーメード見立てた写真や、スイカやキュウリ、パイナップルを使ってドレスやワンピースを着用しているように見える写真の投稿があった。企業からは、キャラクターにパプリカなどの野菜を持たせた写真や、自社商品になすやキュウリの帽子やスカートを着させた写真の投稿があった。「企業を巻き込むことで、『やさいの日』の認知度が向上した」(同)とした。

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