カラーミーショップ大賞2023 大賞は「かわしま屋」

 GMOペパボは9月13日、提供する通販サイト構築サービスの「カラーミーショップ」を利用した優秀サイトを表彰する「カラーミーショップ大賞2023」の授賞式を都内で開催した。大賞は、東旗(東京都武蔵村山市)が運営するオーガニック・無添加食品などの通販サイト「かわしま屋」が受賞した。

 カラーミーショップ大賞は、カラーミーショップを利用する全国5万店舗以上の中からGMOペパボのスタッフによる審査を経て、オファー対象となるサイトを選出。オファーを受けた390店について一般投票を受け付け、その結果を踏まえて最終審査し、受賞サイトを決定している。

 大賞の「かわしま屋」は国内外の信頼できる生産者・職人のみから直接仕入れた、安心して食べられるこだわりのオーガニック食品などを幅広く販売。また、質の高いコンテンツを継続して発信し、安定した売り上げ成長を実現している点などが高く評価された。

 代表の河島酉里氏は、「日本全国の優れた食材を多くの方に届けたいと考え、様々な縁を得てショップを始めることができた。GMOペパボさんが作るサービスの独特の温かみや使いやすさが好きで、創業時は迷うことなくカラーミーショップを選択。10年以上もの間、当社の成長を支えて頂き感謝している」と受賞の喜びを語った。

 GMOペパボの星隼人取締役副社長は「かわしま屋」について、「専門家など第三者の意見も取り入れながら、一つ一つの商品を実に深く掘り下げて紹介しており、SEOの観点からも効果的だ。独自のネットショップとして一つの完成形だと思う」などと評した。

 そのほか、優秀賞は日用雑貨の「紡ぎ舎」、ユニセックスファッションの「KEY MEMORY Online Shop」などの上位10サイトが受賞。また、国内7エリアを代表するサイトを表彰する「地域賞」や「にっぽん文化奨励賞」、「AmazonPay賞」、「特別賞」など全31ショップの受賞も発表された。

 GMOペパボEC事業部の寺井秀明部長は受賞ショップの傾向について、「コロナ禍を経てECを事業の柱として注力・確立し、顕著に成長した事業者が多く受賞している。全店舗が自社ECやSNSを使用して様々なコンテンツを発信しており、その重要性がより増している」と分析。

 星取締役副社長は、「受賞ショップは共通してコンテンツ力が素晴らしい。様々なプラットフォームを使い情報発信していくのは大変だと思うが、地道な作業を継続されている」と総括した。

 カラーミーショップは10月から、これまで月額5500円を徴収していた「WordPress」との連携オプション費を無料化。コンテンツ制作の支援体制などを拡充する。アマゾンペイ利用時の月額費用も無料とする。

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