スタートトゥデイは３月31日、震災支援を目的に通販サイトで予約販売したチャリティーＴシャツの受注が約17万７０００枚となり、同日付けで日本赤十字社など４社・団体に約３億５０００万円を寄付した。
スタートトゥデイでは、３月15日から同月31日まで商品代金（税込２１００円）のうち、消費税分を除く１枚２０００円を寄付するＴシャツの販売を開始したところ、ツイッターやフェイスブックを通じた“くちコミ効果＂もあって、オーダーが集中した。
開始後すぐに、カラーバリエーションを増やしたり、キッズ・ベビーサイズを追加、海外からのオーダーにも対応した結果、17万６９８８枚を販売。そのうち海外からも香港や台湾を中心に４２９４枚を受注し、寄付金総額は３億５３９７万６０００円に上った。
同社では、緊急支援から長期的な支援、子どもたちへのサポートなども考慮して寄付金を分散。内訳は、日本赤十字社に２億３９７万６０００円、ＣＩＶＩＣ ＦＯＲＣＥ（緊急即応チーム）、ワールド・ビジョン・ジャパン、日本ユニセフ協会にそれぞれ５０００万円を寄付した。
今回、スタートトゥデイではＴシャツの売り上げ以外にも製造原価や送料、代引きの場合の手数料も負担。商品は４～５月をメドに届ける。
また、今後も継続的な支援ができるよう、さまざまな取り組みを検討していくという。
なお、購入者数は９万４２７０人で、１人当たりではシャツ１・９枚に相当する約３７００円を寄付した計算だ。平均年齢は31・５歳だった。