ユニクロとジーユーは今秋をめどに、両社で共同企画・開発した着こなし検索アプリ「ＳｔｙｌｅＨｉｎｔ」のサービス提供を開始する。それに先駆けて８月２０日から試験運用を開始した。
同アプリはインフルエンサーや一般の顧客、実店舗のスタッフの着こなしの投稿画像を閲覧できるというもの。画像認識技術を活用した検索機能も搭載しており、写真画像から着こなしのヒントを検索することも可能。アプリ利用者が自身の持っている服を撮影すると、それに類似した服の着こなし画像が表示されるという仕組みで、ユニクロやジーユーの商品が紹介される。同アプリ上で表示されるユニクロやジーユーの商品は、通販サイトの対象ページにリンクされているため、希望の商品をそのまま購入することも可能。
画像投稿についても画像認識技術を使うことで投稿する画像のアイテムを特定して、アプリ側で自動的にタグ付けを行うようになっており、投稿者の手間がかからないという。そのほか、世界中のファッショントレンドを投稿画像から確認できる仕組みもあり、利用者の好みのコーディネートやスタイルを探すことができる。
なお、今回の試験運用にはユニクロ、ジーユーの会員など約１万人が参加する予定で、先行モニターの意見をもとに機能改善を行い、秋の本格稼働を目指していく。