【EC周辺】もしもしホットライン、シニア向け通販を支援

テレマーケティング事業を手がけるもしもしホットラインは10月4日、シニア層へのネット販売などをさまざまなチャネルで支援するサービスを開始した。コンサルティングやサービスの企画・構築、商品購入の際のカスタマーサービスまで行うもので、シニア向けサイトの運営や調査サービスなどを展開するフロム・ナウと連携。シニアに商品を訴求したいメーカーや家電量販店、スーパーなどを対象に、今年度中に20~50社程度の受託を獲得したい考えだ。

開始したサービスは「シニアビジネス・サポート」で、シニアに対し、家電や金融商品などをネットで販売したい企業のサポートを行う。 コンサルティングやニーズ調査、サービスの構築から、カスタマーサービスまでを幅広く支援。カスタマーサービスではインターネットやコールセンターに加え、実店舗や顧客の自宅を訪問して対応する。

サイトをベースに展開しつつ、他のチャネルで補完する形になるようだ。 可処分所得の多いシニアに丁寧なフォローを行うことで「その会社のファンになってもらう」(もしもしホットライン)狙いがある。

同サービスのターゲットは、家電などを扱っている量販店やメーカー、スーパー、金融関係など。既存クライアントに加え、新たにシニアに特化したカスタマーサービスを展開したいクライアントを開拓していく。クライアントの規模は500億円以上の大手を想定している。

なお、サービス提供にあたり特に料金の目安などはないという。