デファクト スタンダード 無人の古着店に廃棄衣料を提供

 ブランド品の買い取り販売などを行うデファクトスタンダードはこのほど、リメイクブランドを手がけるATENOYとファッション専門店のアブアブ赤札堂が共同運営する「無人古着2〓5」において、買い取りができずに廃棄処分となる衣料の提供を開始した。

 同店舗はファッションディレクターの米田年範氏によるATENOYと「ABAB UENO」が共同運営する、ファッションロスの解消を目指して、アイテムごとに均一価格で販売する無人の古着店。

 デファクトスタンダードでは、顧客からの買い取り衣料について、査定の際にタグがカットされているなどの理由で買い取りができず廃棄になる衣料が月間で4トンほど発生。そのため、サービスから出る廃棄量をゼロにする活動に取り組んでいる。

 今回、その活動の一環で廃棄衣料品を同店舗に提供することを開始。これにより、以前はアパレル中心だった同店舗に、バッグや財布といった小物が加わり、ラインアップが拡大。また、今回の提供開始に伴い、5月3日には同店舗をリニューアルしている。