高島屋 ソーシャルギフトサービスを開始

 高島屋は5月17日、通販サイト「高島屋オンラインストア」で、住所や名前が分からない相手にも選んだ商品をメールやSNSでギフトとして贈ることができるソーシャルギフトサービスを開始した。

 近年、SNSやアプリなどで気軽につながることができるようになった一方で、互いの住所を知る機会の減少や、個人情報のやり取りへの心理的なハードルもあって、ソーシャルギフトの需要が高まっている。

 また、ギフトを贈ることを相手に事前に知られることで、「余計な気をつかわせてしまうのでは」「期待されたらどうしよう」などの気兼ねなくギフトを贈りたいという要望や、ちょっとしたお礼やお返しとして少額ギフトを贈るカジュアルギフトのニーズは増加傾向にあるという。

 こうした背景を踏まえて、「高島屋オンラインストア」ではソーシャルギフトという”新しいギフトの贈り方”に対応できるサービスを開始し、顧客の利便性向上と拡大するパーソナルギフトのニーズに応える。

 高島屋のソーシャルギフトサービスは、オンラインストアの幅広い品ぞろえから、予算や好みに合わせたギフトを選べる。スタート時の対象商品数は約3000点となる。メールやSNSのアカウント経由でギフトを贈れるため、贈り主、受け取り主の個人情報は互いに開示されない。また、受け取り主の予定に合わせて自宅はもちろん、勤務先や帰省先などでも受け取れる。