オイシックス・ラ・大地は8月2日、宅配サービス「オイシックス」で猛暑や豪雨、台風などの影響で突然発生してしまう規格外品や豊作品、外的要因で余ってしまって通常の流通で扱いにくくなった食品について、購入を希望する会員向けに通知・販売するサービス「おたすけOisix」を開始した。産地と密に連携しながら、「もったない」を減らし、購入しやすい価格で提供することで、会員の家計にも優しい継続的なサービスとして展開。今後は食品の販売だけでなく、食材の加工ノハウを活かして主力のミールキットやアップサイクル商品、レシピ付き商品へも拡大していく。
「おたすけOisix」は、希望する会員がアプリ通知で緊急販売情報を受け取れるようにしている。対象商品の購入により、販売価格の5%分を次回以降の注文で使えるポイントとして付与する。
同社は6~7月、雹害に遭ったとうもろこし、猛暑の影響で表面がでこぼこになったパプリカ、過酷な天候により身割れが発生したかぶなどを緊急販売。会員から「自宅で食す分には、多少の見た目は気にしない」「大変な気候の中で農家さんは大変だと思うが、おいしい野菜が大容量で食べれて嬉しい」と好意的な声が多く寄せられたという。
なお、登録会員は開始10日間で1万人を超えた。