オークファン 中国向けのBtoB輸出サービス開始

 商品流通プラットフォーム事業などを展開するオークファン(東京都品川区)はこのほど、日本のメーカー(サプライヤー)と中国の小売店(バイヤー)向けのBtoB販売の仮想モールとして「NETSEA CHINA(ネッシーチャイナ)」を開始した。

 同サービスは日本企業が現地に拠点を設立することがなく、中国バイヤーと取り引きができるプラットフォームとして運営。元から円への外貨決済や円での売上受取が可能な決済システム、国内指定倉庫への発送だけで完結する物流システム、CSによるサポートなどを全てパッケージ化して提供している。

 また、同サービスはアリババグループが運営する中国最大手の越境ECモール「Tmall Global(天猫国際)」との連携設定が可能。これにより、バイヤーだけでなく中国の一般消費者に対しても販売ができる。初期費用や現地越境ECモールとの連携費用は無料。売買手数料の10%と月額費用が必要となる。

 今後は中国版インフルエンサーのKOL所属事務所やKOL本人との提携を予定、商品プロモーションを支援していく考え。