アダストリア 越境型の衣料品ECをオープン

 大手アパレルのアダストリアは2月22日、中国・上海のファッションブランドの商品を中心に販売し、仕入れ先から直送する越境EC型の通販サイト「Wardro(ワードロ)」を開設した。

 同社は、中期経営計画の成長戦略のひとつに「顧客接点・サービスの拡大」を掲げており、新たな顧客接点として近年増加傾向にある海外のファッショントレンドも取り入れたいというユーザーニーズに注目。若い世代が気軽に海外のファッショントレンドを楽しめるようにする目的で「ワードロ」を開設したという。

 品ぞろえは、モード・ストリート系を中心に、日本では手に入りにくい新進気鋭のブランド商品をセレクトする。とくに、ファッションに敏感な若者が多く、日本とは異なるトレンドを発信している上海ファッションに着目した。

 オープン時は「CRYING CENTER」や「RESTICK」「LIVINGTOWN」「nice rice」など10ブランド、約200アイテムを展開する。

 オーダーを受けてから商品を買い付ける形で、決済後14営業日程度で海外仕入れ先から購入者に直接届ける。送料は560円で、7000円以上の購入で無料となる。