阪急阪神百貨店 阪急メンズのOMOを強化

 阪急阪神百貨店は10月5日、OMO戦略強化の一環として阪急メンズ大阪と阪急メンズ東京、両店舗のホームページと、通販サイト「阪急メンズオンラインストア」を統合した。阪急メンズの情報発信を強化し、店舗取り扱い商品とオンラインストアの商品をシームレスに購入できる”メディアコマース”としてサイトをリニューアルした(画像)。

 これにより、阪急メンズ大阪と阪急メンズ東京の商品情報やイベント情報がウェブサイト内で一本化され、ユーザーの居住地に関係なくオンラインを起点とした”オール阪急メンズ”として魅力のある情報コンテンツを届けるという。

 加えて、現在展開中の「阪急メンズ東京アプリ」も「阪急メンズアプリ」として再編。阪急メンズ東西店舗スタッフの魅力をメインとした機能を充実させ、より多くの顧客と出会い、つながり続ける取り組みを強化する。

 新統合サイトは、東西の2店舗と両店のホームページおよび「阪急メンズオンライン」の機能を統合し、それぞれの情報を一覧で確認できるプラットフォームにした。店舗体験情報やECの商品情報が融合され、利用者が探している情報へスムーズにアクセスできるという。

 また、異なるプラットフォームだったECとウェブカタログの商品情報を一本化して並列で掲載。一覧で閲覧、検索が可能になる。

 同社が展開するリモートショッピングサービス「Remo Order(リモオーダー)」を利用すればウェブカタログ商品も自宅から購入できるため、店頭とオンラインをよりシームレスに行き来できる買い物環境を整備。EC、ウェブカタログともに掲載商品を拡大していくという。

 刷新後の主なコンテンツとしては、「What’s New」では阪急メンズ東京と阪急メンズ大阪、通販サイト最新コレクションやイベント情報を発信。店舗ごとの情報はもちろん、阪急メンズ両店とオンラインストア共通テーマのコンテンツも登場する。

 その際、どこで開催されているイベントの情報なのかを一目で分かるように、記事にはアイコンを表示。大阪は城、東京はタワー、オンラインストアはパソコンのアイコンで表現する。

 「What DayIs It Today?~今日は何の日?~」では、毎日サイトを訪れたくなる仕掛けとして、知っているようで知らない「今日は何の日?」の情報を発信。その日に起こった歴史的な出来事やエピソード、それにまつわるアイテムなど、新しい感性や気づきに出会えるモノやコトを紹介する。

 また、「VoiceOf Specialists」では阪急メンズの「人」にフォーカスし、サービスや技術を発信。ユーザーに寄り添いながら、さらに一歩先を行くサービスを提案するスタッフを紹介し、店頭への来店動機やロイヤリティの向上を図る。

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