ビビッドガーデンがゲームで商品認知向上、クーポン配布し購入促す

 ビビッドガーデンは11月25日、産直ECアプリ内にゲーム機能を実装した。ゲームのミッションをクリアすることでECの購入時に利用できる割引クーポンを配布する。ゲーム内で集めた食材はECと連動し、ユーザーに新たな食材を知り購入するきっかけを提供する。ゲームを通じて接点を拡大し利用頻度を高めることで、ロイヤルカスタマーの育成を目指す。

 実装したゲーム「食べチョク市場」はファーマーズマーケット体験をイメージ。ユーザーは毎日提示されるミッションを実行しアプリ内の食材を集めると、産直EC「食べチョク」で利用できるクーポンを入手できる。

 出現する食材は季節に応じて入れ替わり、実現する品種が登場する。ユーザーの旬の品種を知る喜びや、興味を醸成する。これにより、ユーザーの購入品目の固定化や、取り扱い品目の認知不足の解消をめざしていく。

 提示するミッションは「アプリへのログイン」や「食べチョクサイト内の閲覧」、「ゲーム内友だちへの挨拶」などを設けた。ミッションをクリアすることで、チケットを収集。チケットを活用してゲーム内で食材収集するとスタンプが貯まる仕組み。スタンプが一定数貯まると、割引クーポンと交換できる。

 クーポンの交換回数が増えると特典がグレードアップする仕掛けも設けた。交換回数1~3回までは300円分のクーポンを配布し、4回目以降は500円分のクーポンに増額する。やり込み長く続けることで、ユーザーはお得に買い物できるようになる。

 「友だち招待機能」を実装した。ユーザーが友だちの招待や挨拶を行うことで、食材集めなどのゲームが有利に進むようにした。ユーザー同士の交流を通じてゲームの楽しさを高めるほか、新規顧客獲得につなげていく。

 ゲーム内に集めた食材を閲覧できる「図鑑」機能を用意した。実際のECサイトの商品ページへ遷移でき、そのまま購入できる。クーポンの受け取りや使用時に、EC「食べチョク」とゲーム「食べチョク市場」のユーザーIDを連携する。

 テスト運用で、「食べチョク」の新規登録者のうちゲーム「食べチョク市場」ユーザーは、「月間アプリ起動日数」と「食べチョクで複数回商品を購入する割合」がそれぞれ約3倍に伸長。既存の「食べチョク」ユーザーのうち、ゲーム「食べチョク市場」のヘビーユーザーは「月間アプリ起動日数」と「購入金額」がそれぞれ約2倍に伸長した。

 「食べチョク」はこれまで、ユーザーから「何を買えばいいかわからない」などの声が寄せられていた。果物のイメージが強く、肉や魚など他の取り扱いカテゴリーの認知向上が課題だった。また、購入者は「桃しか買わない」など品目が固定化する傾向もあり、他の品目・品種への興味喚起が重要になっていた。ゲームを通じて旬を感じる体験を提供し、新たな食材を能動的に知るきっかけとしたい考え。ビビッドガーデンがゲームで商品認知向上、クーポン配布し購入促す