新拠点の倉庫面積は約4500平方メートルで、三郷センター(約3000平方メートル)の1・5倍に拡大。商品の保管能力も1・5倍となる約20万足まで対応できるという。
また、ジェイドはこれまで、返品対応を除く商品の仕分けやピッキング、発送作業などの倉庫業務はヤマトに委託していたが、センターの移転に伴って自社スタッフがメーンで作業する体制に順次、移行。さらなるQCD(品質・価格・納期)の向上を目指すことになった。
同時に、配送業者をヤマト運輸から佐川急便に変更したほか、ほぼ同じタイミングで通販システムも刷新。消費者がストレスを感じずにサイトを利用できる環境を整えたという。
通販サイト「ロコンド」では、昨年10月にアパレル大手のワールドがモール型で出店したほか、このほど靴のセレクトショップ「チャプターワールド」の取り扱いが始まるなど、商品数は2万7000点、サイズ違いを含めると10万点超に拡大しており、物流体制の内製化を進めて業務の効率化と運営基盤の強化につなげる。