レトロ チャットボットで手続自動化

中古ブランド品のネット販売を手がけるretro(レトロ)は「LINE」上でチャットボットを使い中古品の査定などに関わる手続きを自動化する仕組みを構築する。顧客が中古ブランド品の査定を依頼する際の宅配キットの申し込みや、振込み口座の登録などを自動化する狙い。3月中にも開始する予定。
同社は中古ブランド品を扱う通販サイト「retro.jp(レトロジェイピー)」を運営。現在、バッグや衣料品、アクセサリーなど数千点を取り扱っている。買取や委託販売の形で商品を入手しているが、運営する「LINE@」アカウントを通じてユーザーからの査定依頼が増えているという。
そこで同社は社内でチャットボットの仕組みを構築。ユーザーからの宅配キットの申し込みや、査定結果の確認、振込み口座の登録などの手続きを自動化する。これにより従業員の作業負荷や利用者の手続きの手間が軽減できるとみている。