発足時の参加企業は日本企業が31社、中国企業は10社。アリババドットコム、JCBといった大手企業のほか、ネット販売が主力の企業としてはストラップヤネクストが参加している。新団体では情報交換や企業同士の提携を進める場とするほか、白書の発行や認定制度の制定を行う。2011年1月には東京で総会を開催する予定だ。
同日、都内で記者会見が開催され、SBIベリトランスの沖田貴史社長が「意見交換や情報共有をする場にとどまることなく、提携など具体的な行動を起こしていただき、それをECAAが支援する形にしていきたい」などと新団体設立の抱負を語った。また、来賓の経済産業省商務情報政策局情報経済課の吉川徳明課長補佐は「来年をメドに、アジアを対象とした海外向けネット販売への支援の具体策を定めたい」とあいさつした。