オイシックス・ラ・大地 スタートアップの商品、好調に

オイシックス・ラ・大地は8月29日、独自の技術や製法を持つ国内外のスタートアップ企業などの食材だけを集めた通販サイトのコーナー「オイシックス クラウフトマーケット」でオープンした6月27日の最初の週の売上高が想定の2倍になったと発表した。米国のスタートアップ企業の商品などが好調という。また8月29日からは初めて国内のスタートアップ企業の商品を販売開始している。

販売が好調だった米スタートアップ企業の商品は、植物由来でグルテンフリーのスナックバー「The Year Bar」。アレルギーを持つ子供のために母親がつくった菓子をもとに商品化したもので、「オイシック クラフトマーケット」では販売開始2日で売り切れになったという。

国内スタートアップ企業で初めて取り扱うことになったのは、フーズカカオの商品で、カカオ豆を使用した薄焼きブラウニー「CROKKA brittle」。同社がインドネシアでの生産、そして輸入を手掛けたカカオを使用しているという。

「オイシックス クラフトマーケット」は宅配サービス「オイッシクス」サイト内に設けている。日本の食領域のイノベーションを助長することや、食の流行に敏感な顧客が隠れた商品のトレンドをいち早く知る場となることを目指している。