グローバルファッションブランド「SHEIN(シーイン)」を展開するロードゲットビジネス(シンガポール)は11月から、世界中で3000人を超える若手アーティストやデザイナーのファッションブランド立ち上げを支援してきた「SHEIN Xデザイナーインキュベータープログラム」を日本国内で始動した。
同プログラムは、ブランド立ち上げ時に必要なオンデマンド生産や豊富な生地やデザインカテゴリー、サプライチェーン技術、マーケティングと宣伝、グローバル物流システムなどを提供することで、若手のアーティストやデザイナーの挑戦機会を増やすことを目指している。
「SHEIN X」に採用されたデザイナーは「SHEIN」のリアルタイム分析により、最新の消費者ニーズを商品開発に反映させることができる。
また、今後は日本国内で「SHEIN X」に採用されたデザイナーのコレクションは、東京・原宿のショールーム「SHEIN TOKYO」に展示する計画だ。
現在、「SHEIN X」には3000人超のアーティストやデザイナーが参加するまでに拡大。2万5000以上のオリジナルコレクションを世界に向けて販売しており、日本では来年末までに100人のデザイナーを採用する予定という。