ストライプインターのファッションレンタル 通常月額5800円を39円に、キャンペーンで利用者増へ

アパレル大手のストライプインターナショナルは10月25日、運営するファッションサブスクリプションサービス「メチャカリ」で通常月額5800円を月額39円で利用できるキャンペーンを始めた。39円で利用できる期間は3カ月間。料金を下げてレンタルサービスの利用者を増やす狙い。同日付でアイドルグループの「欅坂46」を起用したテレビCMを全国で放映し、キャンペーンを訴求していく。

キャンペーンは「39(サンキュー)キャンペーン」。10月25日から12月10日までの期間に入会すると、3カ月間は39円(税抜)で3アイテムを借り放題できる。4カ月目からは通常の月額5800円(同)となる。キャンペーンの利用に際して、最低利用期間などの縛りは設けていない。

「メチャカリ」は専用アプリを通じて、新品の洋服を借り放題できるサービス。アパレルのレンタルサービスへのハードルを下げて有料会員への引き上げを目的に今回のキャンペーンに至った。

同社によると、「メチャカリ」を3カ月間利用した有料会員はその後も継続する傾向にあることから、キャンペーンの39円の期間を3カ月に設定したという。

欅坂46によるテレビCMを放映し、「メチャカリ」やキャンペーンの認知拡大を図る。CMは15秒と30秒の2種類。クールに歩く欅坂46の背後で「FASHION」の文字が爆発し、月額39円という価格をアピールする内容になっている。

また、同日より欅坂46を起用したウェブCMの配信も開始。「39知ってる?」篇、「なんで新品?」篇、「冬のコートどうする?」篇の3パターンとなっている。

「メチャカリ」は5月時点でアプリの累計ダウンロード数が100万件を突破しており、このうち有料会員数は約1万3000人。現在は163ブランド・1万3000種類のアイテムを取りそろえており、そのうち60社にのぼる他社ブランドも取り扱っている。「メチャカリ」を通じてレンタルされたブランド数は150ブランドを超えている。