ベネリックデジタルエンターテインメント 仮想モールでご当地の名産品を販売

 ベネリックデジタルエンターテインメントが運営するメタバースの商業施設「そらのうえショッピングモール」は2月28日、47都道府県の名産品の販売や名所を紹介するショップを集積した「3号館」を開設した。

 各ご当地の応援大使には「ご当地VTuber」を起用。ユーザーがモール内を回遊していくと、店頭や店内で「ご当地VTuber」がその土地の方言で出迎え、地域の名産品やおすすめの観光情報などを紹介する。気に入った商品があれば遷移先のECサイトから購入できる。

 オープン時は都道府県魅力度ランキング2022の順に配置されているが、入店ログ数に応じて3カ月ごとにショップの配置レイアウトを変更するという。

 なお、「3号館」はキャラクターショップを集積した「1号館」、千代田区観光協会、秋葉原観光推進協会らと連携し、秋葉原のメイドカフェや神保町の古書店街などを集積した「2号館」に続く3番目の施設となっている。

 サービスの利用方法は、スマホやパソコンから「入場する」を選ぶだけで、WEBブラウザからゲストログインが可能。アプリのダウンロードや高機能な機材を使用することなく簡単に利用できることで、幅広い年代のユーザーを獲得していく考え。なお、今後の大規模イベント開催などを見越して同時接続は1000人まで対応しているという。