ベネッセがアシックスと子ども靴を企画、読者の声を反映し課題解決

 ベネッセコーポレーションはアシックス商事とベビーシューズを共同企画した。出産育児ブランド「たまひよ」の公式インスタグラマーや読者の声を活かし、保護者が抱えるファーストシューズ選びの課題解決を図る。6月6日から、アシックス商事の通販サイトや直営店、百貨店や靴専門店で順次取り扱いを開始している。

 共同企画したのは子ども靴シリーズ「SUKU2」で展開する歩き始め3カ月用の「アミュレファースト」と、1~2歳向けの「アイダホベビー」の2商品。ホワイトを基調にしたシンプルなデザインで、さまざまな服に合わせやすい色を採用した。

 中敷きにはサイズアウトの目安となるラインを入れ、保護者の「サイズアウトのタイミングがわからない」といった課題の解決を目指す。中敷きのかかと部分にトラのイラストを左右に分割して入れることで、子どもが左右の違いを認識できるようにした。

 開発期間は約2年。両社が連携して、保護者が納得する機能とデザインの両立を検討。赤ちゃんの足の成長を考えた特長や信頼性について、売り場での最適な表現方法に関する議論も重ねたという。

 「たまひよ」の調査では、保護者の多くがファーストシューズを選ぶ際のポイントとなる機能や構造がわからないと感じていることが判明。「たまひよ」の妊娠・育児期のノウハウと、アシックスが保有する子どもの足のデータや歩行の研究知見を活かすことで課題の解消を図った。

 商品化に向けて「たまひよ」の公式インスタグラマーを招いた座談会を3回開催した。初回は23年11月に実施し、ファーストシューズに関する情報の入手先や購入手段、購入の決め手、デザインで重視する点、悩みについて意見を交換した。

 2・3回目はブランドイメージや価格などについて、より具体的な意見を収集した。また、サンプルに対するフィードバックを得るなど商品化に向けた検討をすすめた。座談会を通じて色やデザインのほか、中敷きのサイズアップの目安や左右を見分けるポイントについての意見を商品に反映したという。

 今後、雑誌「ひよこクラブ」やウェブサイト、公式インスタグラムを通じて情報発信をすすめていく。