パルシステム生活協同組合連合会はウェブ注文の利用促進に注力する。ユーザーの半数以上が利用しており、メイン媒体として位置付けを改める。全ての商品から個人の好みに合致した商品を選べるようにし、新たな商品との接点拡大につなげていく。10月に、ウェブ注文とアプリを統合する計画。ウェブ注文の利用人数は51.5%を目指す。
パルシステム連合会ではカタログを利用しないウェブモデルを推進している。ウェブ注文について「パルシステムでの買い物がいちばん楽しい」の実現を目指してサービスを強化する方針。
ウェブ注文の利用推進を通じ将来的な事業成長を見込む。OCRを活用した注文用紙のユーザーに向けて、ウェブ注文の利便性を伝えてウェブの認知度向上と利用促進を図る。
10月にアプリ「タベソダ」とウェブ注文を統合する。購買状況にあわせた商品クーポン機能を導入するほか、レシピレコメンド機能などを実装する。ユーザーと商品との接点を拡大し、レシピ提案を通じて購入商品の利用による満足度向上をめざす。今後、返金申請機能などの実装も予定している。
あわせて、ユーザー同士の交流の場をウェブ上で提供する。商品や暮らしの情報の発信や交流ができるようにし、利用促進につなげる。また生産者にメッセージを直接送信できる仕組みを導入することで、産地や生産者とのつながりを実感できるようにする。
今期(2026年3月)はカタログを利用しないユーザーは前の期から約3万人増やして14万人まで拡大する。今期末までにユーザーが全カタログの中から選択できるようにする。
前期の会員生協におけるウェブの受注比率は50.7%で、前期比3.8%増で推移。ネット登録率は80.2%で、同2.1%増加した。カタログを軸とした事業構造の見直しをすすめており、これまでカタログ画面からウェブ注文できるようにしたほか、AIを活用したカタログの配り分けなどを実施してきた。
ネットを活用したオンラインパル事業の前期の売上高は1291億8500万円で、期末時点の登録者数は約72万人だった。スマホアプリ「タベソダ」の売上高は93億9000万円で、登録者数は約6万人だった。
紙カタログの配布を停止したユーザーは8万1000人で、前の期末から4万4000人増えた。アプリ「タベソダ」のユーザーと合わせると約11万4000人が紙カタログを利用していないという。