ヤフーは10月20日、博報堂DYメディアパートナーズと共同で、自社運営の雑誌集約サイトで掲載した商品を販売する通販コンテンツを開始した。国内のライフスタイル誌を再編集したポータルサイト「X BRAND」と連携するもので、話題性の高い商品を選定して記事と連動する形で販売する。同コンテンツにはすでに4誌が参加しており、2012年度中に20誌まで拡大したい意向だ。
開設したコンテンツは「X BRAND STORE」で、以前に展開していた同コンセプトの「XB STORE」を本格化したもの。博報堂DYメディアパートナーズの通販ソリューション「TAKARA‐BACO(タカラバコ)」を活用する。
同コンテンツでは、雑誌のポータルサイト「X BRAND」で取り上げた商品を、記事と連動する形で販売。販売する商品の選定は博報堂DYメディアパートナーズが担当する。現在は「OCEANS」や「MEN‘S EX」「MISS」「Casa BRUTUS」の4誌が参加している。
雑誌ポータルサイト「X BRAND」には現在26媒体が参加。月間ユニークユーザー数は約900万人で、これらの読者のコンテンツへの流入や購入を見込んでいるようだ。
商品の売り上げや広告収入は、実際にサイト運営を行うワイオーユーと、ヤフー、博報堂DY、出版社で分配する。