リトルアンデルセン 子供服のECモールを閉鎖

リトルアンデルセンは1月10日、自社ブランドと他社の子供服を取り扱う通販サイト「キッズオンライン」を閉鎖した。少子化などの影響から子供服市場が縮小する中、同社は自社ブランドの縮小を決めており、ECチャネルについても戦略を見直すことになった。

「キッズオンライン」はベビーからキッズ、ジュニアまで約20の人気ブランドを販売していた。キッズモデルが登場するカタログ冊子「ジョリー」も年2回発刊し、通販サイトの利用者に商品と同送することでブランドイメージの確立とリピーター獲得につなげていたほか、顧客参加型の子供服イベント「東京トップキッズコレクション」を定期的に開催して顧客のファン化を図っていた。

すでに、「キッズオンライン」ヤフー店については昨年11月末に先行して閉鎖。今回、本店サイトを閉じたが、楽天店は同社唯一の自社ブランドとなる「ヒステリックミニ」の楽天支店として1月15日にリニューアルオープンした。

当該ブランドは2016年に「キッズオンライン」とは別に単独の通販サイトを開設して現在も運営しているほか、「ゾゾタウン」や、海外では「天猫国際(Tモールグローバル)」でも販売しており、今後は「ヒステリックミニ」に絞ってEC展開を行う。