三越伊勢丹 カスタムオーダーECでスーツ開始

 三越伊勢丹(本社・東京都新宿区、杉江俊彦社長)は6月10日、オンライン完結型のカスタムオーダーサービス「Hi TAILOR(ハイ・テーラー)」でオーダースーツの取り扱いをスタートした(画像)。

 ”良質な1着を、手軽に”をコンセプトとした「ハイ・テーラー」は、スマホカメラでの自動採寸機能と簡単なカスタマイズ機能で気軽に自身の体型に合ったビジネスウエアを作ることができるサービスで昨年10月下旬にオーダーシャツからスタートした。

 今回、取り扱いを開始したオーダースーツも人の手を介さずに行う自動採寸でサイズを測定。オーダーは生地・デザインの選定と自身の正面と側面の写真2枚の撮影、身長・体重の入力、フィット感の選定のみで完了。どのカスタマイズも「ハイ・テーラー」がお薦めする標準のデザイン・仕様をセットしており、知識の有無にかかわらずオーダーサービスを楽しめるという。

 商品は世界的なドレスクロージングブランドのディレクター、エンリコ・メッツァードリ氏が監修。製造はカスタムオーダーの知見やノウハウを持つセンチュリーテクノコア弘前工場の協力を得て、パターン開発からワンストップで行う。

 デザインだけでなく、着心地に直結する副資材までこだわりながら適品適価を実現。オーダースーツの中心価格帯は4万5000円という。