マドラス 自社ECを全面リニューアル

 高級革靴メーカーのマドラスは1月27日、自社通販サイト「マドラスオンラインショップ」について、EC構築システムを展開するecbeingと複数通販サイトの管理サービスなどを手がけるアイルとの共同プロジェクトにより、全面リニューアルした(画像)。

 マドラスはEC事業を強化中で、昨年度の同事業の売上高は前年比20%増で、注力する自社通販サイトは同39%成長した。今後、さらなるEC強化と同社の店舗、スタッフを支援できるオムニチャネルプラットフォーム化を進める目的で自社ECの直営化と全面刷新を決めた。

 今回のリニューアルではアイルの「クロスモール」を導入。自社ECと外部モールの在庫を共通化して在庫を効率化するほか、自社のささげ機能を強化する。また、店舗会員とEC会員を統合して接客に利用する統合顧客データベースを構築するとともに、両チャネルのポイントを共通化する。

 また、店頭の在庫状況を自社ECに表示するほか、ビジュアルマーケティングツールの「ビジュモ」を導入。インスタグラム上のユーザー投稿を活用して自社ECのコンテンツを拡充し購買につなげる考え。