「オークション出品」は有料会員の競売出品機能と比較して、スマホアプリ(iOS版のみ。アンドロイド版は近日導入予定)経由(写真㊤)のみで、また、入力項目の一部はあらかじめヤフーの定める推奨値に固定され、オークション終了日時も翌日の午前9~11時にされているなどの制限がある。商品画像は10枚まで登録可能。また、匿名配送の使用もできる。なお、落札システムの利用料金として、有料会員の場合は税込落札価格の8・64%だが、無料出品者からは10%を徴収する。
なお、「ヤフオク!」で競売形式で無料出品を受け付けるのは、同サービスの出品を有料化した2001年以来、17年ぶりとなるという。
競売出品の無料機能の開始に合わせて、出品者向けに梱包作業の手間を軽減するという60・80・100・120・140・160サイズの段ボール箱(3枚入りで240~1100円)およびネコポス用・ゆうパケット用・宅急便コンパクト用の段ボール箱(5枚入りで270~325円)、クッション封筒(5枚入りで230円)、宅配ビニール袋(10枚入りで170円)など「ヤフオク」の独自梱包資材(写真㊦)をグループのアスクルが運営する日用品通販サイト「LOHACO(ロハコ)」で同日から販売を開始している。