テンソーの代理購入 台湾ネット競売サービスと連携

BEENOSグループで越境EC支援を手がけるtenso(テンソー)は9月12日、運営する代理購入サービス「Buyee(バイイー)」がヤフー台湾が展開するネット競売サービス「ヤフー奇摩(キモ)オークション」と連携を始めた。日本のネット競売サービス「ヤフオク!」に出品されている商品を、「ヤフーキモオークション」経由で検索できるようになる。

テンソーが運営する「バイイー」は日本の通販サイトや仮想モールの商品を海外のユーザー向けに販売するプラットフォーム。翻訳や決済、海外発送、カスタマーサポートなどを行うため、海外のユーザーが簡単に日本の商品を購入できるのが特徴。2012年12月から「ヤフオク!」と連携を開始している。

今回の連携では、ユーザーが「ヤフーキモオークション」で商品を検索すると、台湾の商品に混じって「ヤフオク!」に出品されている日本の商品も表示。商品を購入する場合は「バイイー」に遷移して、決済する仕組みになっている。テンソーでは連携に伴って、「ヤフオク!」に出品されている商品を中国語(繁体字)で検索されやすいように精度を高めたという。