「楽天ふるさと納税」 コロナ禍受けた寄付が100億円に

 楽天が運営するふるさと納税のポータルサイト「楽天ふるさと納税」は昨年12月25日、コロナ禍を受けた支援企画「全国からのSOS 新型コロナウイルスの影響に対する支援 大切な産品&観光地を守りたい!」を通じた累計寄付金額が、100億円を超えたと発表した。

 同企画は、コロナ禍により流通機会を失った産品や生産者、需要が減少してしまった観光産業を支援したい、という相談が全国の自治体から相次いだことをきっかけとして昨年3月にスタート。12月25日までに、企画への参加自治体数は241、本企画のページに掲載する返礼品数は1790点となっている。

 生産者や事業者が企画に参加した背景や、産品への思いを語るインタビュー動画も掲載しており、地域の現況を伝える場としても活用されているという。