【EC周辺】ヤフー、夏メドに通販と競売の管理画面を一本化へ

ヤフーは今年の夏ごろをメドに、自社仮想モール「ヤフー!ショッピング」と「ヤフー!オークション」の管理画面を一本化する。これまで分離していた商品の在庫情報や受注情報などをひとつのツールで管理することで、出店店舗が出品する際の利便性を向上。両サービスの利用促進につなげる。

ヤフーは夏をメドに、両サービスの管理画面を統合。商品を出品する窓口を一本化することで、出店店舗はより広範囲のユーザーにアプローチできるようになる。また、在庫をショッピングとオークションで共有するため、在庫リスクの低減なども期待できるようだ。

変更するのは店舗向けの管理ツール部分のみで、仮想モールやオークションのデザインは変わらない。出店プランの料金体系の変更については「詳細は未定」(ヤフー)という。

2007年に行ったシステムの刷新時は、システムのトラブルなどで商品が表示されないなどの問題が起きていた。今回はそうした事例を踏まえ、「早めに告知や準備をして事故がないようにする」(同)としている。