仮想モール「ライブドアデパート」の運営などを手がける買う市はシステム提供サービスに力を入れている。1月11日、自社の仮想モールシステム「cau1クラウドソリューション」をシニア向けサイトなどを運営するフロム・ナウに提供。同社のシニア向け仮想モールの企画・運営を支援する。業容を拡大し業績向上につなげる。
「cau1クラウドソリューション」は2011年2月から提供を開始しているサービスで、ショップ管理や商品・売り上げの管理などが行えるもの。システム以外では販売促進やマーケティングなどの運用業務も提供する。導入費用は初期費用は不要で、売り上げに応じて数%の成果報酬費を月額運営費として徴収する形。最低保証額は30万円となっている。
このほど、シニア向け事業を展開しているフロム・ナウに同サービスを提供。シニア向け情報サイト「fromNow」の40代以上のユーザーを対象にした仮想モールの構築・運営を支援する。
開設時は、シニア向け商材の通販サイトを20店程度揃える予定。並行して、アフィリエイトの形で使い勝手のいい商品も幅広く紹介する考えだ。モールを「fromNow」と切り離すかは検討中。早ければ3月ごろに開設できる見込みだ。