ハースト婦人画報社 エル・グルメでEC開設

 ハースト婦人画報社は4月4日、食の雑誌「エル・グルメ」のECを、5月7日にはインテリアとデザインのメディア「エル・デコ」のECを主力の通販サイト「エル・ショップ」の新規カテゴリーとして本格オープンする。

 「エル・グルメ」と「エル・デコ」は、世界的なファッションメディア「ELLE(エル)」から派生したライフスタイルブランドで、今回、グランドオープンするECでは、両媒体の世界観を体現する合計1000点以上のアイテムを常時取り扱う。

 「エル・グルメ ショップ」(画像)では、”おいしい”を知りつくした同社のエディターが厳選するこだわりのテーブルウェアやキッチンツールを800点以上そろえる。

 スタート時からワインと冷凍パンも提案しており、ゆくゆくは厳選食材のラインアップも増やしたい考え。

 一方の「エル・デコ ショップ」では、デザイナーやアーティストとのコラボ企画を本誌と連動して展開する予定で、第一弾は「ミナペルホネン」のデザイナーである皆川明氏の直筆ペイントによる、フィンランドのインテリアブランド「アルテック」の椅子「スツール60」を数量限定で販売するという。

 また、手に取りやすい価格のインテリアファブリックから受注生産のデザイナーズ家具まで、自分らしい空間づくりに欠かせないアイテムを200点以上取りそろえる。

 なお、ハースト婦人画報社のEC事業は参入から15年目を迎え、会社全体の売り上げの約3分の1を占めるまでに成長しており、今後もメディア運営を通じて培った目利き力や衣食住各分野の専門知識を生かして、読者の人生をより豊かにするサービスを展開するとしている。