オイシックス・ラ・大地 災地支援で寄付商品販売

 オイシックス・ラ・大地は3月21日から、石川・能登の被災地支援企画を始めた。特集ページを開設して北陸の商品や寄付付き商品を販売する。能登の景色をモチーフにしたアートダンボールで商品を届ける。期間中は、SNSの公式アカウントでも投稿キャンペーンを行い現地にエールを送る。

 特集ページ「北陸うまいもん市」では、石川を中心とした北陸の商品約40品目をラインアップした。一部で寄付付き商品を取り扱い、被災地の復興支援に充てる。

 寄付付き商品は「奥能登の魚醤使用さつまいも炊き込みご飯の素」で、奥能登の魚醤「よしる」を使用した。被災した生産者が提供したもので、数少ない在庫を使って少量でもおいしさを実感できるメニューに商品化した。

 被災地域ではよしるの貯蔵槽の多くが倒壊し、貯蔵場所に行くのも困難な状況が続いているという。仕込みを再開しても商品として販売するには1年~1年半は最低でもかかるという。同社では商品化を通じて、よしるの認知度向上に貢献したい考え。

 価格は724円。1商品あたり50円を寄付に充てる。

 このほか、ミールキット「金沢の郷土料理鶏の治部煮」を発売した。片栗粉でとろみをつけて国産のしらゆり鶏やかぼちゃ、しいたけ、ニンジンなどの野菜と麩を煮込んだおかずとなる。

 価格は2311円。1商品の購入で50円を寄付に充てる。

 被災地へエールを送る企画として、能登エリアで実施したアートプロジェクト「大地の芸術祭」と連携してアートダンボールを企画した。観光名所で通称「能登さくら駅」といわれる能登鹿島駅と、車窓や駅に降り立つ桜が広がる景色をモチーフにした。企画に共感したアーティストがデザインした。

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