フェリシモは３月２２日、新社会人から社会人３年目くらいまでの若い世代が、同世代に話を聞いたり、一緒に考えたりしたことを共有するウェブメディア「このごろ」を開始した。
コンセプトは「今を生きる僕らのためのおおらかなメディア」。昨年１０月からベータ版を運営しており、正式なスタートにあわせて、イメージショートムービーを制作した。ムービーは２本で、スターダストプロモーションに所属の若手俳優・横堀菜々美さんと佐藤優太さんが、神戸の街やフェリシモ本社を舞台に、慣れない毎日に漠然とした不安を抱えながら、前を向く若者の姿として「社会人になった、わたしに―このごろのある日常」を演じている。また、音楽は大阪発のスリーピースバンド「Ｒｅ‥ｎａｍｅ」の楽曲を起用した。
メディアには、読者の同世代となる若い世代へのインタビューなどを掲載。例えば、２０２２年から市職員として区役所に勤務し、障害福祉の仕事を担当する２５歳男性や、健康食品・化粧品の通販を手掛ける企業で、マーケティングを担当している２４歳女性の記事などを載せている。
また、記事コンテンツとして、仕事に関することや人間関係、暮らしにまつわるさまざまな疑問や不安に対して、読者と同世代のライターが自らの経験をもとに解決策を提案する「ＴＩＰＳ ―このごろのヒント―」を設けた。各記事に掲載されている、ＳＮＳを中心に作品を発表しているイラストレーターたちが書き下ろした挿し絵も見どころとなっている。
他にも、読者世代より数年先輩となる２０代後半にインタビューをした「せんぱいたちの、このごろ」や、同世代の姿を収めた「街と人スナップ」、国内外の土産品を披露する「旅のおみやげ」、一人分のレシピとエッセイの連載「ぼくの、シンプルレシピ」といったコンテンツが楽しめる。