「日東紅茶」を販売する三井農林は6月6日から、戸板女子短期大学の学生とともに開発した紅茶セット「イマジネーションフレーバーセット」を同社通販サイト「日東紅茶公式オンラインショップ」限定で販売を開始した。同商品の開発はZ世代への訴求を狙い、戸板女子短大との産学連携の取り組みの一環として行ったもの。
同校の1年生400人超が参加して88チームに分かれてコンテスト形式でアイデアを出し合い、そこで「紅茶っぽさにこだわらないネーミング」をコンセプトに、香りや味わいの想像を搔き立てる「フレーバーネーム」をつけたセットを作るという最優秀賞に選出されたアイデアをベースに、商品のコンセプトやセットの内容、ドリンクアレンジレシピを会議や試飲を重ねて、同社が展開する既存商品を入れた2つのセットを開発した。
商品はマスカットグリーンティー(水出しアイスティー)や「レモネードベース」(希釈タイプ)などを6商品をセットにした「ひとひらの恋と、『頑張って』の気持ち。恋煩い」と「至福のフルーツティー サングリア仕立て」(スティックタイプ)や「オリジナルミルクティーベース」(希釈タイプ)など6商品をセットにした「パイプオルガンの妖精と眠り姫からの手紙」(ともに送料・税込2200円)。パッケージのイラストは2種類のフレイバー名をイメージして学生が描き下ろしたものを採用した。