LINEヤフーは米投資ファンドのベイン・キャピタルと共同で進める価格比較サイトを運営するカカクコムの買収について7月1日、正式な提案書を提出した。すでに5月にカカコクムに対して提案書を提出しているが、法的拘束力ないものだが、今回は法的拘束力のある提案となる。また、買収のための株式公開買い付け(TOB)の1株あたりの買い付け価格を前回提案の3232円から3384円に引き上げた。なお、カカクコムの第2位の大株主であるKDDIとの間で不応募契約を締結した場合は3500円で買付する。TOB開始時期は9月ころとし、買付予定数の下限は1億3180万5000株(所有割合66.05%)に設定しているとする。
カカコクムの買収を巡ってはスウェーデンの投資ファンドであるEQTが出資する特定目的会社「Kamgras1」がカカクコムの新株予約権を含む全株式に対して1株3000円で5月13日から7月2日までTOBを行うと発表。カカクコムはEQTの買収に賛同し、株主に応募を推奨。また、大株主のデジタルガレージとKDDIはEQTの提案に応じる方針を示していた。LINEヤフーの今回の正式な提案を受けて、EQTはカカクコムに対するTOBの期限を当初の7月2日から同16日まで延長すると発表。