ユナイテッドアローズ(UA)は今秋、中期経営計画の主要戦略の一つであるグローバル展開の本格化に向けて、自社運営の越境通販サイト「ユナイテッドアローズ グローバル オンライン」(画像)をオープンする。
主要ブランドの「ユナイテッドアローズ」と「ビューティー&ユース ユナイテッドアロ―ズ」「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング」をはじめ、同社が展開するブランドのオリジナル商品を中心に取りそろえる。
言語、通貨、決済方法を各国向けにローカライズしたオンラインストアを通じて、海外の消費者に対する認知度向上と販路拡大を目指す。
UAの海外ビジネスは、新規出店拡大による台湾事業の成長や越境ECの強化に加え、昨年にはタイとシンガポールに初出店している。また、2023年以降、中国の上海、北京、杭州でポップアップストアを開催し、顧客ニーズの把握やブランド認知の拡大を進めており、今年1月には中国大陸初の直営店を上海にオープンしている。
EC展開では台湾の自社通販サイトや中国のECモール「天猫国際」に続き、昨年11月に初の越境ECサイト「タバヤ ユナイテッドアローズ」を開設し、伝統的な和文化を象徴する日用品や工芸品を販売している。
なお、新サイトについては5月中旬にティザーサイトを公開する予定だ。