ZOZO NEXTが筑波大学と共同研究を開始、オノマトペ活用の衣服探索で

 ゾゾグループのZOZO NEXT(ゾゾネクスト)は7月9日、同社の研究開発組織「ZOZO研究所」と筑波大学デジタルネイチャー開発研究センターがオノマトペなどの感性表現を活用した衣服探索に関する共同研究を4月から開始したと発表した。

 これまで、ZOZO研究所では衣服の着心地の数値化に関する研究を、筑波大学の同センターではオノマトペによる探索インターフェースに関する研究をそれぞれ行ってきていた。実店舗で衣服を購入する際は実際に商品に触れることで質感や着心地を確認できるが、ECでは質感の確認が難しく、商品画像や素材表示、レビューなどを参考に推測するしかないため、質感への不安がEC購買体験の質を低下させる要因の一つになっている。こうした質感は「さらさら」「もこもこ」といったオノマトペで直感的に表現できる一方、従来のキーワード検索には馴染みにくいという課題があった。ただ、近年は音声認識AIや生成AIをはじめとするAI技術の進化により、感性的な言葉を手軽に入力し、それをもとに自らのイメージを形にしていける環境が整いつつあるという。

 今回の共同研究では、自らのイメージを形にするためにオノマトペなどの感性表現を用い、それを商品探索に活用することを目指す。ZOZO研究所は衣服・布地のデータおよび着心地の数値化研究で得られた知見と、筑波大学の同センターが持つオノマトペを用いたウェブインターフェ—ス研究の蓄積およびAI活用の知見を組み合わせ、感性表現による衣服探索システムの研究開発を行う。

 共同研究を通じて、オノマトペなどの感性表現と衣服の質感・触感情報を対応づけるモデル、データセットの構築、および感性表現による衣服探索を実現するUIの設計・実装に関する知見の獲得を目指す。

NO IMAGE

国内唯一の月刊専門誌 月刊ネット販売

「月刊ネット販売」は、インターネットを介した通信販売、いわゆる「ネット販売」を行うすべての事業者に向けた「インターネット時代のダイレクトマーケター」に贈る国内唯一の月刊専門誌です。ネット販売業界・市場の健全発展推進を編集ポリシーとし、ネット販売市場の最新ニュース、ネット販売実施企業の最新動向、キーマンへのインタビュー、ネット販売ビジネスの成功事例などを詳しくお伝え致します。

CTR IMG