ソフトバンクのグループ会社のPayPayは10月12日、運営する決済サービス「PayPay」のアプリ上で、グループのZOZO(=ゾゾ、千葉市稲毛区)が取り扱う衣料品などの販売を開始した。
PayPayの決済サービスアプリ「PayPay」内の各アイコンをタップすることでグループ会社や提携会社が提供するネット販売などのサービスを利用できるミニアプリの1つとして同日から「ZOZOTOWNヤフー店」を新設。ゾゾが仮想モール「ヤフーショッピング」に出店して販売する衣料品やファッション雑貨などを販売する。なお、ヤフー店と同様、利用者はミニアプリ経由でも有料会員向けや決済額に応じたポイント付与などの特典を受けることができる。
PayPayによるミニアプリを介したグループ会社へのユーザーの送客施策はすでに昨年10月からアスクルの日用品通販サイト「LOHACO(ロハコ)」に誘導するミニアプリ「クイック日用品」(※現状は「日用品モール」に改称)を設置している。ゾゾでも同様に「PayPay」のアプリ上に「ミニアプリ」という形で導線を設置することでPayPayユーザーをゾゾの通販サイトに送客し、グループ会社のネット販売売り上げの拡大を支援する狙いのようだ。