【EC動向】ヤフーの仮想モール、優遇措置など優良店向け施策を導入へ

ヤフーは運営する仮想モール「ヤフー!ショッピング」の出店店舗の中から優良店舗を認定する制度を導入する。同社が推奨する取り組みを実践している店舗に対して、ユーザーとの接触機会を増やすようなプログラムを新たに導入していく。

ヤフーでは(1)「ヤフー!ウォレット」の設定(2)十分な在庫の確保(3)ポイント施策(4)スピード配送や日時指定の対応(5)ニュースレターの配信を「5つの取り組み」と定義している。昨年1年間でこの取り組みを実践している店舗の数は30%増加。実践店舗と非実践店舗とで取扱高の伸び率を比較したところ、実践店舗のほうが月商ベースの伸張率で大幅に上回っているという。

ヤフーは5つの取り組み実践している店舗を優良店舗として「グッドセラー」(仮称)に認定し、専用の優遇プログラムを導入。プログラムの具体的な時期や中身については未定だが、店舗がユーザーと接触する機会を増やすような施策になるとみられる。すでに「ヤフー!ショッピング」でカテゴリー検索した際に、「グッドセラー」が上位に表示される仕組みは導入している。

また、7月には料金プランを変更。取扱高に応じてロイヤルティが下がるというもので「たくさん売るほどメリットがある」(同社)プランになるという。

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