イード SAVAWAYを買収

 ネットサービスのイードは7月1日、通販サイト支援事業のNHN SAVAWAYを買収した。取得額はアドバイザリー費用を含めて約5700万円。社名は「SAVAWAY」に変更する予定。代表取締役社長には齋藤直氏が就任した。

 SAVAWAYの親会社であるNHN SAVAWAYから全株式を取得した。SAVAWAYでは2004年からネットショップ支援事業を手掛けており、複数のネットショップを管理するツール「TEMPOSTAR」などを提供している。2020年12月期の売上高は4億3200万円、最終赤字は1億900万円だった。

 イードグループでは、エンファクトリーが運営する通販サイト「スタイルストア」、絵本ナビが展開する絵本や関連グッズのネット販売、ネットショップ総研によるネット販売コンサルティング、ネット販売システムを提供する「marbleASP」など、ネット販売領域で事業展開を行っている。

 SAVAWAYの事業を加えることで、ネット販売システム、複数のネットショップ管理、ネット販売コンサルティング、通販サイト運営と、ネット販売領域を幅広くカバーすることが可能となり、同社グループのメディア事業に並ぶ事業の柱として ネット販売関連事業を強化する方針。メディア・コンテンツとネット販売を組み合わせ、「メディアコマース事業」として展開するとしている。

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