アマゾンジャパン 「ダッシュボタン」19種類を追加

アマゾンジャパンは「ボタンを押す」という操作で日用品などを注文できる小型端末「アマゾンダッシュボタン」の種類を増やし、6月20日から新たにミネラルウォーター「い・ろ・は・す」など19種類のダッシュボタンの販売を始めた。
「ダッシュボタン」は2016年12月から日本でも販売を開始し、スタート時点では大王製紙のティッシュペーパー「エリエール」など41種類から展開を始め、昨年6月に東洋水産のカップ麺「赤いきつねうどん」など75種類を、昨年12月に大王製紙の大人用紙おむつ「アテント」など19種類と半年ごとにダッシュボタンを追加してきた。4回目のボタン追加となる今回は「い・ろ・は・す」のほか、ゴキブリ駆除剤「ブラックキャップ」、ペットフード「アドメイト」、ハンドソープ「メソッド」、乳酸菌入り飲料「カルピス由来の乳酸菌」など19種類を加え、ダッシュボタンは全154種類となった。なお、1つのボタンで同じシリーズで異なる種類の商品も注文設定できるため、注文可能商品数は合計2000種類以上となっているという。
新たなダッシュボタンの追加に伴い、6月26日に都内で子育て中の女性らを招きPRイベントを開催。タレントの北斗晶、佐々木健介夫妻をゲストにアマゾンジャパンの橘宏至AmazonデバイスFireTV兼DashButton事業部長らが登壇し、ダッシュボタンの使い方の説明や利便性をアピール。北斗さんは実際に使用しているペット用品が購入できるダッシュボタンの利便性などを実体験を交えて語り、また”あったらいいボタン”として「『健介のイビキ止め』ボタンがあったらヘビーユーザーになりそう」と話すなどした(写真)。トークイベント後は、ダッシュボタンで購入可能な商品を使った料理作りイベントなども行った。
「アマゾンダッシュボタン」は日用品などの注文がボタンを押すだけで可能となる小型端末。”ボタン化”を希望するメーカーから一定額を徴収して作成するもよう。有料会員「アマゾンプライム会員」限定で同社サイトで1つ500円で販売。ただ、「ダッシュボタン」を経由した初回購入分から500円を割り引くため、実質無料となる。利用にはボタン購入後にWi‐Fi環境と同社のスマホアプリとブルートゥースでつなぎ、アプリ上で「ボタンを押すと注文する商品」を事前設定する必要がある。

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