アマゾンジャパンが7月15日から翌16日まで運営する通販サイトで開催した有料会員向けの大規模セール「プライムデー」(=画像)での売り上げがこれまでの同セールで過去最大になったと7月18日に発表した。「プライムデー」は2015年から年1回実施している有料会員「Amazonプライム会員」向けのタイムセールで今年で5回目。年々、開催時間を伸ばしており、今回は48時間と前回の36時間よりも長いセール期間となったため、単純比較はできないが、今回のセールでの注文数は過去のプライムデーとまた、昨年12月に開催した大規模セール「サイバーマンデー」と比べて「史上最大の規模」(同社)とし、期間中の売り上げも「Amazon史上最大のセールイベントとなった」(同社)という。
日本における今回のセールでの売れ筋は同社が展開する映像配信サービスをテレビで視聴できるデバイスに独自開発のIA(人工知能)を対応させ、音声での操作を可能にした「Fire TVStick‐Alexa対応音声認識リモコン付属」や画面付きAIスピーカー「Amazon Echo Show5」、独自タブレット「Fire7タブレット16GB‐Newモデル」といった同セールで十分な在庫を確保して、かつ割引率を高めたアマゾン独自デバイスが最も売れ行きがよかったという。
また、アマゾンジャパンが拡販に注力している展開する食品や飲料などを展開するプライベートブランド(PB)「Happy Belly(ハッピーベリー)」の「Happy Belly天然水 岐阜・美濃(2L)×9」やモバイルバッテリー「Anker PowerCore 10000」乳幼児用オムツ「【パンツLサイズ】パンパース オムツさらさらケア(9~14kg)180枚(60枚×33パック)」がベストセラーとなったという。
なお、日本を含む18の国と地域で実施した今回の「プライムデー」全体の売れ行きも昨年に開催した11月の「ブラックフライデー」、12月の「サイバーマンデー」という2つの大規模セールの合計の売り上げを超えたとし、売れ筋は小型AIスピーカー「Amazon Echo Dot」や「Fire TV Stick」などとなったという。