カジュアル衣料大手のしまむらは7月9日、ファッション通販サイト「ゾゾタウン」に出店する。同社がEC展開を行うのは初めてで、実店舗のないエリアや店舗に来店できない消費者などに向けた売り場として活用する。
「ファッションセンターしまむらゾゾタウン店」では、プライベートブランド(PB)の「クロッシーシリーズ」やトレンドのファッションアイテムを低価格で販売。オープンセールでは特価商品をはじめ、ゾゾタウン店でしか手に入らないオリジナル品も数量限定で用意する。
スタート時の取り扱い商品数は128アイテム。毎週、新商品を投入する計画で、初年度は売上高6億円を目指すとしている。
ゾゾタウンへの出店に当たっては、実店舗にポスターを掲出したり、同社のホームページ(画像)や、新聞折り込みチラシでも初のEC展開を告知している。
しまむらは、アマゾンや楽天、ヤフーといった総合ECモールとも契約交渉を行っているほか、気になる商品を最寄りの実店舗に取り寄せることができるスマホアプリについても年内のサービス化を目指す。